高原の茶畑
標高460mの茶畑は昼夜の寒暖差が大きく、春から初夏にかけて霧がよく発生し、多雨な透水性の高い土壌と言われます。しかしもっとも大事なのはやはり茶農家の愛情です。
茶摘み
茶摘みは1芯2葉を中心に摘み取ります。
萎凋 (いちょう)
摘んだ茶葉は萎凋槽に入れて1日~2日ほど風を送りながら水分を抜いて萎れさせます。水分が抜けて萎凋香がしっかり出てきます。
傷んだ葉や固い茎などを取り除きます。
揉捻 (じゅうねん)
茶葉の表面にキズができ、残っていた水分が表に出てくると、酸化酵素の作用で醗酵しやすくなります。
醗酵 (はっこう)
温度30℃前後、湿度95%以上で1~2時間醗酵させます。
醗酵を終えると紅茶らしい色と香りがしてきます。
乾燥
熱を加えて茶葉から水分を飛ばします。
加熱すると酸化醗酵は止まります。
あら熱を取り、湿気を飛ばせばおいしい「紅茶」のできあがり。